胃がんリスク検診

ピロリ菌除菌を受けた方は、胃カメラを定期的に受けましょう。

当院では以前より、ピロリ菌感染症に対して積極的に除菌療法を行っています。

 ピロリ菌の除菌をするメリットは、いくつかありますが、大きなものでは
  (1)胃潰瘍・十二指腸潰瘍の再発を予防する
  (2)将来的な胃がんの発生確率を下げる=胃がんの予防効果がある
とういうことになります。

 ただし、除菌成功後に胃がんが全くできないというわけではありません

 ピロリ菌陽性胃炎でのピロリ菌の除菌が保険適応となってからは、除菌療法を受けられる方が増えています。

 ピロリ菌除菌が成功すると、永年にわたり胃・十二指腸潰瘍や慢性胃炎で腹痛や胃もたれといった症状に悩んでおられた方が、徐々に症状がなくなり、お薬なしでも調子よく生活できるようになる方も大勢いらっしゃいます。

 一方で、慢性胃炎の場合、全く腹部症状がなく、検診などでピロリ菌の感染を初めて指摘される方もいらっしゃいます。

 保険適応でピロリ菌の除菌療法を行うためには、胃カメラが必須ですので、除菌をされた方は最低1回は胃カメラを受けておられると思います。
しかし、「除菌が成功したからもう胃カメラは受けなくてもいい」というわけではありません。

ピロリ菌除菌が成功された方でも、除菌成功後も胃がんの発生が一定の確率で存在しますので、定期的な胃カメラを受けていただくことが必要です。

(ピロリ菌感染症に関してはこちらを参照下さい。)

当院で胃カメラを受けて頂く場合、毎回画像とともに所見を専用のソフトウェアで詳細に記録し、保存しています。
これにより、2回目以降の胃カメラを受けていただく際に、過去の所見を参考にすることで、精度の高い検査を短時間で行うことができます。
(つまり、ほとんどの場合1回目よりも2回目の胃カメラのほうが、ラクに検査を受けていただくことができるということです。)

 もし、垂水区近郊にお住まいの方で「今はお腹の調子がいいから」「しんどい検査は受けたくない」といった理由で、除菌療法後の胃カメラを躊躇されている方がいましたら、ぜひ当院の消化器内科(副院長)にご相談を頂きたいと思います。

(鼻からの胃カメラの詳細はこちらを参照下さい。)