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2020年インフルエンザ予防接種について

インフルエンザ予防接種
9月に入り、朝・夕に涼しさを感じられる様になってきました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新規感染者数は全国的に減少傾向にあり、本日(9月10日)は兵庫県では21人、神戸市では2人が確認されています。第2波はピークを超えて来ているのかもしれませんが、油断することなく感染予防対策を継続していく必要があります。
COVID-19は若年者が比較的軽症で経過する人が多いのに対して、高齢者は重症化しやすく、致死的になることから、予防が重要であることは皆さんご承知のとおりです。
 この冬はインフルエンザとCOVID-19の同時流行が懸念されおり、例年以上にインフルエンザワクチンの接種によるインフルエンザの予防が重要です。

この記事では今シーズンのインフルエンザワクチン接種について記します。

2020/21シーズンのインフルエンザワクチンの流通量は?

インフルエンザワクチンはニワトリの卵を使って製造されるため、完成までに時間がかかります。このため、ワクチンメーカーはそのシーズンのワクチンの型が決まってから7月ごろから製造を行います。シーズンによっては思うように生産量が確保できずにワクチンが不足する場合もあります。
今シーズンのワクチンの流通量はどうでしょうか?
2020ワクチン流通量
上のグラフは厚生労働省が発表しているインフルエンザワクチンの流通量です。2020/21シーズンは、4価ワクチンに変更以降では最大の供給量となる見込みです。

今シーズンのインフルエンザワクチン接種を取り巻く状況は?

新型コロナウイルス感染症が続く中でむかえるこの冬に向けて、日本感染症学会は「今冬のインフルエンザとCOVID-19に備えて」という提言を出しています。概要は以下のとおりです。

• 今冬は、COVID-19とインフルエンザの同時流行を最大限に警戒すべきであり、医療関係者、 高齢者、ハイリスク群(妊婦等)を含め、インフルエンザワクチン接種が強く推奨されます。 
• 今冬は、COVID-19とインフルエンザの同時流行も懸念されるので、小児(特に乳幼児~小学校低学年(2年生))へのインフルエンザワクチンについても、接種が強く推奨されます。

このように幅広い年齢の方にインフルエンザワクチン接種が強く推奨されています。
このため、例年より供給量は多くなるものの需要の高まりも予想され、ワクチンが不足することが懸念されます。
政府は 
1.予防接種法に基づく定期接種対象者(65歳以上の高齢者等) 
2. 医療従事者、65歳未満の基礎疾患を有する方、妊婦、乳幼児~小学校低学年(2年生)
を優先して接種を受けられるように、呼びかけを行うこととしています。
特に高齢者の接種を10月上旬の早い時期から行うよう指示をしています。

今シーズンの神戸市のインフルエンザ予防接種の時期は?

例年では、神戸市の高齢者インフルエンザ定期接種の時期は10月15日から翌年の1月31日までですが、高齢者の接種が早める必要もあり例年より早く10月1日より接種を開始することとなりました(あくまでも早期接種の呼びかけです。)

神戸市のインフルエンザワクチンの費用は?

神戸市のインフルエンザワクチンの接種費用・助成費用は以下のとおりです。
・高齢者定期接種(満65歳以上) 1,500円 
生活保護世帯・市民税非課税世帯に属する方、神戸市の公害被認定者、中国残留邦人等支援給付制度受給者は自己負担額1,500円が無料になります。
・小児(満1歳~12歳)の助成額 2,000円(助成回数 多子世帯:2回(第1子から適応)その他の世帯:1回)

当院でもインフルエンザワクチン接種を満65歳以上の方10月1日から開始します。今年度も予約制で、原則として15歳以上の方に1回接種を行います。予約受付は満65歳以上の方を先行して行います。
お問合せはTEL: 078-781-1838
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