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新型コロナウイルス対策について

2020/7/6
(この記事は2020年1月31日に記しています。その後の感染の発生状況や診断・治療といった医学的内容・行政の対応については変化しうる内容です。随時更新を行っていましたが3月11日で更新を終了しました。。)
(追記:2020年2月5日「行政の新型コロナウイルスに関する相談窓口のご案内」を追記しました。)
(追記:2020年2月7日「当院での対応について」「行政の新型コロナウイルスに関する相談窓口のご案内」を追記・変更しました。)
(追記:2020年2月14日「当院での対応について」を追記・変更しました。)
(追記:2020年2月17日「当院での対応について」を追記・変更しました。)
(追記:2020年2月25日「新型コロナウイルスの感染を防ぐ方法は?」の内容を追記・変更しました。)
(追記:2020年2月28日「当院での対応について」を追記・変更しました。)
(追記:2020年3月2日「日本での新型コロナウイルス感染の現状」を追記・変更しました。)
(追記:2020年3月9日「当院での対応について」を追記・変更しました。)
(追記:2020年3月11日「当院での対応について」を追記・変更しました。)



日本での新型コロナウイルス感染の現状

新型コロナウイルス感染が広まりを見せており、肺炎を起こし重症化する症例が認められています。兵庫県では3月1日にコロナウイルス感染者の1例目が確認されています。
新型コロナウイルスについての情報(医学的な内容や行政としての対応など)は日々変化しますので、あえてこのブログに記載することはいたしません。厚生労働省のサイトに記事やリンクがまとめられていますので、参照していただきたいと思います。
また神戸市は臨時の相談窓口を設けています。

新型コロナウイルスの感染を防ぐ方法は?

コロナウイルスの感染予防は、インフルエンザ予防とほぼ同じで、手洗いと咳エチケットの徹底です。
具体的には次のとおりです。
1.手洗いの徹底:石鹸を使い流水で手先から手首まで30秒以上かけて洗い流す
2.咳エチケット:咳が出る際にはマスクをする。マスクがない場合は咳が出た際には手で口を押さえず、肘やティッシュペーパーで口元をカバーする

マスクの予防効果は限定的ですが、満員電車など人混みに入る際には有効と考えられます。つり革などに付着したウイルスによる接触感染も考えられますので、こまめな手洗いが重要です。
詳細は厚生労働省のホームページに動画でわかりやすく解説していますので参考にしてください。

また、感染症に対しては普段から栄養管理で、免疫を強くすることで感染予防ができます。バランスの良い食事でミネラル・ビタミン補給を行うよう心がけましょう。

当院での対応について

厚生労働省から、「新型コロナウイルス感染症に対応した医療体制について」という通知に基づき、神戸市に「新型コロナウイルス感染症 神戸市帰国者・接触者相談センター」が設置されました。当院ではそれに基づき対応を行います。発熱・呼吸器症状がある方で、新型コロナウイルス感染の疑いのある方は直接診察できませんのでご了承ください。

以下に当てはまる方は、直接受診せず「神戸市帰国者・接触者相談センター 電話 078-322-6829」へ相談を行ってください。

(1)発熱または呼吸器症状があり、新型コロナウイルス感染症確定患者と濃厚接触歴がある 。
(2)37.5℃以上の発熱と呼吸器症状があり、発症14日以内に新型コロナウイルス流行地域に居住していた。
(3)37.5℃以上の発熱と呼吸器症状があり、「発症14日以内に新型コロナウイルス流行地域に渡航または居住していたもの」と濃厚接触がある。
(4)風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
(5)強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※新型コロナウイルス流行地域(2020年3月6日現在):中華人民共和国湖北省及び浙江省、大韓民国大邱広域市、慶尚北道清道郡、慶山市、安東
市、永川市、漆谷郡、義城郡、星州郡及び軍威郡、イラン・イスラム共和国ギーラーン州、コム州、テヘラン州、アルボルズ州、イスファハン州、ガズヴィーン州、ゴレスタン州、セムナーン州、マーザンダラン州、マルキャズィ州及びロレスタン州、イタリア共和国ヴェネト州、エミリア=ロマーニャ州、ピエモンテ州、マルケ州及びロンバルディア州並びにサンマリノ共和国
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、(4)(5)の状態が2日程度続く場合

直接来院されますと、院内感染につながる可能性があります。ご協力をよろしくおねがいします。

当院では現在以下の対応を強化しています。
(1)患者さんが触れる手すり、椅子・トイレなどの清掃・消毒(アルコール・次亜塩素酸ナトリウム)の回数の増加
(2)職員の健康管理の強化(出勤・退勤時の検温と風邪症状の有無の確認)
また、発熱や呼吸器症状がある方の診察の際には、医師・看護師はマスク・手袋・ゴーグル・ガウン着用の上で診療を行う場合がありますので、予めご了承ください。

また、当院では普段から院内感染予防のために、発熱などの症状があり感染症が疑われる患者さんと一般の方と動線を分けるよう対応を行っているところです。待合室ができるだけ混雑しないよう、午前中の診療時間は当日の順番予約を採用しています。スマホ・PCなどネット接続ができる方は、登録を行っていただくと診察の順番が近づけばメールでお知らせができます。ネット接続ができない方は当院までお電話をいただければ、順番予約を行います。だいたいの待ち時間をお知らせしますので、タイミングを見て来院していただくとスムーズです。
どうぞ順番予約の積極的な利用をよろしくおねがいします

行政の新型コロナウイルスに関する相談窓口のご案内

行政では新型コロナウイルスに関する相談に応えるため、電話による相談窓口を設置していますのでご利用ください。

・神戸市垂水区保健センター(平日9:00-17:30) 電話 078-708-5151
・神戸市 土日・祝日専用の電話相談窓口(9:00-17:30)(臨時)電話 078-322-6250
・兵庫県(疾病対策課)相談窓口 (平日9:00-17:30) 078-341-7711(内線:3296)
(休日及び夜間17:30~翌9:00) 090-3265-8583
・厚生労働省 (平日・土・日9:00-21:00)  電話  0120-565-653(フリーダイヤル)

日本成人病(生活習慣病)学会に参加しました

2020/1/14
日本成人病(生活習慣病)学会学術集会
東京で日本成人病(生活習慣病)学会の学術集会が開かれましたので1月12日に朝から夕まで参加してきました。いくつかのセッションに参加しましたが印象に残ったのは午前中の不整脈の一つである心房細動に関することです。
心房細動は放置すると血栓を生じ脳梗塞を生じることがあるため早期発見・早期治療が必要な疾患です。薬剤治療やカテーテル治療(アブレーション)、自動血圧計を用いた早期発見の知見や未病段階での治療介入の可能性の研究など、興味深い内容でした。
明日からの日常診療に役立てたいと思います。

昼間に40分ほど時間がありましたので、会場から歩いて5分の場所にある清水谷公園へ行きました。
ここは明治維新で活躍した維新三傑の一人である大久保利通が明治11年に暗殺された場所のすぐ近くです。(紀尾井坂の変)
公園には大きな哀悼碑が建てられており、きれいに整備されていました。
その後すぐに学術集会の会場に戻りましたので僅かな時間の滞在でしたが、日本の近代化に貢献した人物が志半ばで無念の死を遂げた場所を想像して歩いてみると、感慨深いものがありました。

大久保利通哀悼碑説明文大久保利通哀悼碑

1月はノロウイルスの胃腸炎に要注意!!

2020/1/15
皆さんは食中毒による胃腸炎を起こす季節としていつが思い浮かぶでしょうか?
夏場の熱くて湿気の多い季節を思い浮かべる方が多いかもしれません。食中毒を起こす原因として、夏場は細菌によるものが多いですが、冬の寒い時期にはノロウイルスによる食中毒に要注意です。

ノロウイルスの胃腸炎による食中毒の発生状況

ノロウイルス胃腸炎による食中毒件数
ノロウイルスによる食中毒発生状況
(政府広報オンラインより引用)
上のグラフは月別のノロウイルスによる食中毒の発生状況を示しています。これを見ると冬の1月から3月の寒くて乾燥した時期に感染が圧倒的に多いことがわかります。2019年の12月には埼玉県を合宿のため訪れていた高校サッカー部員44人が、腹痛などの症状を生じ、ノロウイルスによる集団食中毒であったことが報道されています。ノロウイルスの胃腸炎は家庭内だけでなく飲食店などで集団発生することがあり、冬の時期に最も警戒すべき感染症の一つです。

ノロウイルス胃腸炎の症状・治療は?

ノロウイルスによる胃腸炎は他の感染性胃腸炎と同様に、下痢・腹痛・嘔吐といったものですが、以下のような特徴があります。
・下痢:腹痛を伴う水様性の便が頻回に排便されるため、脱水症を起こしやすい
・嘔吐:突然の嘔気や嘔吐を生じる
・発熱:38度以上になることもある
症状消失後も長期(7日から30日程度)に渡り、便からウイルスが排泄される

治療は、お粥やうどんといった軽めの消化の良い食事にとどめ、腸管安静を図ります。嘔吐・下痢が強く脱水症を生じやすいためスポーツドリンクや経口補水液を少量ずつ頻回に飲用します。医療機関では脱水が強く経口摂取が不能な場合は点滴が行われます。ウイルスが原因なので抗菌薬は無効です。整腸剤や症状に応じて解熱剤や制吐剤が処方されます。

ノロウイルス胃腸炎の感染経路は?

ノロウイルスによる食中毒の原因で最も多いのは調理を担当する人による二次感染です。ヒトの便の中にノロウイルスがいても、必ずしも症状が出ない場合があり、この状態を不顕性感染といいます。不顕性感染のヒトの便1g中には数億個のウイルスが含まれていることがあり、排便時の手洗いが不足していると、汚染された手で調理をすることで調理器具や食材を扱うことで、容易に感染が広まってしまいます。ノロウイルスは10~100個程度でもヒトの腸管で増殖し、感染が広まります。
不顕性感染の人から広まる二次感染以外にも感染経路があります。カキ、ハマグリ、アサリなどの二枚貝にもノロウイルスが含まれていることがあり、それを食事で食べることで感染することがあります。
また、感染者の吐物にもノロウイルスが含まれており、それを処理した人がノロウイルスを吸い込み感染を生じる(飛沫感染)こともあります。ノロウイルスは乾燥に強く、気温4度では約2ヶ月間、気温20度では約1ヶ月間環境にとどまると言われています。
ノロウイルスは感染者の便から排泄され、下水から海へと流れ込み、二枚貝に蓄積され、それをヒトが摂取することで感染はひろまるといった具合に、環境の中で循環しています。

ノロウイルス感染経路

ノロウイルス胃腸炎を起こさないためには?

調理に携わる人は、普段から自分の体調に注意を払う必要があります。特に下痢や腹痛といった消化器症状がある場合は、ノロウイルスの感染を考え、調理を担当しないようにしましょう。また不顕性感染の場合もありますので、調理前の手洗いを徹底することや、まな板などの調理器具を熱湯で殺菌消毒を行う必要があります。
ノロウイルスは熱に弱いので、食材を中心部まで85度以上になるように加熱することでウイルスは死滅します。十分な加熱処理がノロウイルス感染予防のポイントです。
手洗いは、石鹸で指先から手首までむらなく洗ったあと、流水で60秒以上すすぐことで手についたウイルスの量を感染しない量まで減少させることが可能です。
ノロウイルス予防法

感染した人が嘔吐してしまったら・・・

吐物の中にもノロウイルスが含まれていますので、適切に処理してウイルスを排除することが大切です。以下の手順で行います。

1.吐物の処理の前に、感染予防のために両手に手袋・使い捨てのエプロン・マスクを着用し、素肌の露出を減らす
2.空気の流れを考え換気する
3.吐物を中心部に拭き寄せる
4.吐物とその周り(半径2m)に新聞紙を敷き詰める
5.次亜塩素酸ナトリウムが含まれた消毒液を上からかけて.拭き取り、ポリ袋に密封する
6.10分以上経過してから床を水拭きする
7.身につけていた手袋・エプロン・マスクも密封し処分する

消毒液の作り方は神戸市保健所のサイトを参考にしてください。

ノロウイルス嘔吐時の対応
ノロウイルス胃腸炎は強い消化器症状が出るだけでなく、二次感染を引き起こす事があるやっかいな病気です。手洗いや食材の加熱・調理器具の消毒・時間をかけた手洗いで予防が可能です。日頃から注意して感染予防に努めましょう。

あけましておめでとうございます

2020/1/1
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皆様あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
本年も患者さんの立場にたった、最適・最善の医療を提供できるよう、スタッフ一同努力を続けてまいります。

新年は1月4日(土)朝9:00より診療を開始いたします。

現在、インフルエンザや感染性胃腸炎が流行しています。
インフルエンザ予防としてできるだけ人混みを避け、外出から帰宅された際には手洗いを徹底し、部屋の加湿を行いましょう。また、食材の加熱をしっかり行うことで、感染性胃腸炎を予防しましょう。
お問合せはTEL: 078-781-1838
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